国際学校保健コンソーシアムの趣旨
国際学校保健コンソーシアムは、2010年に国際的な学校保健ネットワークのシンクタンク及び連携強化を図るハブとしての機能を果たすために設立さました。国際学校保健コンソーシアムは、幼児後期、学童期及び思春期の子どもの健康と、子ども達が所属する地域社会の健康増進を目指して行われる学校保健プログラムの適切な実践と普及を支援しています。
コンソーシアムが行う主な活動
1)学校保健に関わる実践と研究
2)学校保健の実践に関する技術支援及び人材育成
3)研究及び実践ネットワークを活用した若手研究者及び実践家の育成
4)学校保健に関わる実践や学術的な研究成果の普及
5)国際的なパートナシップ(連携)の強化
新着情報:活動報告
- カンボジアの教官の学校保健研修を行いました
- デング熱に関するKAP調査
- フィリピン国における学校でのデング熱対策教育のマニュアルと教材の出版
- 「2nd IAHPEDS World Congress 国際学校保健コンソーシアムによるシンポジウム」
- セネガル共和国におけるフードセキュリティー調査の報告
EDU-Port Japanとは、官民協働のオールジャパンで取り組む「日本型教育の海外展開」を推進する事業です。
学校保健の国際的普及に貢献した橋本イニシアティブや、FRESH、Health Promoting Schoolや、WPROの新しいコンセプトの紹介です。
会員限定の勉強会の報告や、協力隊向け参考資料、日本型学校保健の紹介です。
国際戦略
1998年、橋本首相(当時)がバーミンガム(イギリス)のG8サミットにて、橋本首相(当時)が中心となりG8各国が世界の寄生虫対策に取り組む必要性を宣言(橋本イニシアチブ)した。その後、タイ、ケニア、ガーナに国際寄生虫対策センターがJICAの支援のもと設立され、寄生虫対策だけでなくその基盤となる学校保健の国際的普及に貢献した。JICA支援終了後もJC-GSHRは本イニシアチブを継承し日本のフォーカルポイントとして活動を展開している。
2000年にWHO、ユニセフ、ユネスコ、世界銀行の協力により、学校保健の活動を推進していくための指針であるFocusing Resources on Effective School Health (FRESH)が提唱されました。本会は、このFRESHの理念の具現化のために、FRESH Coordination Group の一員として、国際機関、国際NGO等と協力しながら世界の学校保健活動の発展のための新しい戦略等の提案を行っています。
プログラム
研究及びその他事業の主な実施国
- ラオス
- カンボジア
- ネパール
- バングラデシュ
- ニジェール
- ガーナ
- ケニア
- フィリピン
- インドネシア
- グアム