アジア・太平洋島嶼国の学校における新型コロナ感染症に関する政策分析
報告日時:2022年 2月 24日
報告者:岡本 花恵
こんにちは。琉球大学大学院保健学研究科の修士1年次の岡本と申します。
私は「アジア・太平洋島嶼国の学校における新型コロナ感染症に関する政策分析」という研究に取り組んでおります。平時より保健システムや学校保健の強化の必要性が高い太平洋島嶼国においては、新型コロナウイルス感染症が流行している現在、喫緊の対策が必要であると考えられます。しかし、当該地域における学校保健政策に関しては文献がほぼなく、その存在や実施状況は不明です。そこで本研究では各国の学校における新型コロナウイルス感染症に関する政策の有無を確認し、それらの比較を行うことを目的としています。
現在までにインドネシア・フィリピン・グアムの研究協力者と研究の趣旨や研究成果の共有等を行うため8回会議を行ってきました。2021年1月26日にはさらなる参加国を募るためにミクロネシア連邦、マーシャル諸島、パラオ、フィジーを含めたオンラインワークショップを開催し、現段階での暫定的な政策分析の結果を提示しました。
今後は新たな参加国のデータ解析を進め、さらに深みのある多国間の政策比較をしていきたいと考えています。



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