国際ヘルスプロモーション会議でシンポジウムを開催しました
報告日時:2025年7月8日
報告者:小林潤
2025年5月13-16日にアブダビで開催されたthe International Union for Health Promotion and Education (IUHPE)にてシンポジウム “A call to action from Asia for the promotion and for future co-innovation of planetary health in schools and communities” を開催しました。
プラネタリーヘルスは保健セクターによって保健政策の一つとして語られることが多く、学校や地域に伝える健康教育としては難解な内容となっています。このような中でエコヘルス教育が効果的にプラネタリーヘルスの内容を伝えることができることが提言され活発な議論がなされました。
演者の朝倉氏はカンボジアにおいて、友川氏はラオスにおいて環境教育と健康教育を融合させたエコヘルスの普及を図ってきた内容を紹介しました。
城川氏は日本の食育がプラネタリーヘルスの学校での実践の形でもあることを説明されました。
小林氏は太平洋島嶼諸国では地球温暖化対策に世界でもいち早く取り組みがされ、且つ国の規模が小さいことから政策と学校での教育が一体を持って取り組まれていることを報告しました。
インドやアブダビからの参加者から多くの質問や意見がだされ、セッション終了後も意見交換が続きました。コンソーシアムとしては連携がなかった中東地域との今後の連携が期待されました。
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