国際保健ワークショップ開催@健康教育学会
報告日時:2024年7月17日
報告者:渋谷 文子(琉球大学大学院保健学研究科)
2024年7月6日(土)~7日(日)、長野県立大学において第32回健康教育学会学術大会が開催されました。
国際学校保健コンソーシアムでは、友川幸准教授(信州大学)を筆頭に国際保健ワークショップを開催しました。
ワークショップタイトル:
「海外でのフィールド研究のためのA-Z -海外での研究を始めたいあなたの疑問を解決します!-」
ファシリテーター 友川幸(信州大学)
発表者およびタイトル:
・Case1 渋谷文子(琉球大学)
東南アジアと大洋州での経験:近いと思ったら意外と遠い太平洋島嶼国
・Case 2 日達真美(長崎大学)
東西アフリカでの経験:アフリカの水を飲んだ者はアフリカに「研究で」帰る?!
・Case 3 山川路代(岐阜大学)
南アジアでの経験:インドで日本人を調査する(経緯と経過)
・Case 4 秋山剛(長野県看護大学)
中南米とアフリカ、アジアでの経験:活動の中で学んだこと
・指定コメント 小林潤(琉球大学)
これからフィールド研究を始める人たちへ
フィールド研究に関する発表では、4名の発表者が異なる海外のフィールドでの経験や必要な準備、活動内容等について述べました。
また、指定コメントとして、小林理事長より、これからフィールド研究を始める方へのビデオメッセージを共有しました。
各ケース発表後は、参加者より海外でのフィールドワークに関する質問を募り、①国際共同研究を通じた相手へのメリット、②海外での倫理申請、③言語の問題・工夫、④海外のカウンターパートの見つけ方について、質疑応答を行いました。
これから海外でのフィールドワークを検討する方々との意見交換を通じて、貴重な交流の機会を得ることができました。