ネパールカトマンズ市内においてフィールドワークを実施しました

報告日時:2023年5月29日
報告者:三浦 遥

大阪大学人間科学研究科国際協力学で修士課程2年の三浦遥と申します。
2023年2月5日~26日間で実施したネパールカトマンズ市でのフィールドワークに関してご報告いたします。

今回の渡航では本コンソーシアムで現在進行中のEdu-Portプロジェクトに自身の修士論文執筆のための調査も兼ねて実施しました。
詳細はこちらのページをご参照ください。
https://schoolhealth.asia/edu-port-shinshu/

5~10日の5日間にかけて該当プロジェクトメンバー4名の先生方と共に、ネパールにおける学校保健支援やESDの普及状況を調査しました。
ネパール教育省管轄の教員育成機関(Curriculum Development Centre)やネパール家族計画協会(Family Planning Association Nepal: FPAN)の職員の方よりお話を伺うことができ、
一学生にとって大変貴重な経験となりました。

また本渡航の目的でもある日本型学校保健の発展可能性の検討では、包括的性教育(CSE)及び非感染症疾患(NCDs)の予防教育として、本プロジェクトメンバーで開発した教材を用いたワークショップを行いました。

自身の修士論文のテーマである「月経教育」も開発した教材のトピックの一つであり、現場教員による月経教育の実態や実際に指導する現場の視点、意見など大変興味深い調査データを得ることができました。

今回のフィールドワークで培った経験や調査データを基に、まだまだ分析途中ではありますが、今後の月経教育課題に貢献できるような修士論文を目指して励んで参ります。

ワークショップに参加した教員による中等教育校での実践授業
ワークショップ内で参加教員によるディスカッション発表
左からワークショップ参加者の教員2名、筆者、プロジェクト共同研究者2名

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