ラオス国立大学研究者の日本研修を実施しました
報告日時:2024年3月25日
報告者:友川幸
2024年1月28日から2月8日まで、信州大学教育学部の友川幸准教授が、ラオス国立大学教育学部から4名の研究者の研修を受け入れました。
この研修は、2023-2028年度の5年間の計画で、信州大学教育学部が、国立研究開発科学技術振興機構(AMED)及び独立行政法人国際協力機構(JICA)から受託している研究事業(革新的技術を活用したマラリア及び顧みられない寄生虫症の制圧と排除に関する研究開発)の一環です。
同委託研究事業において、友川准教授は、ラオスの風土病であり国内の公衆衛生の問題となっているタイ肝吸虫症の予防教育の開発とその実践評価の部分を担当しております。
今回の研修では、ラオスの若手研究者が、健康教育研究の設計、実施、評価と、教育教材の開発、教員養成機関での学生への健康教育の手法を学びました。
研修内では、附属長野小学校、附属長野中学校を訪問し、児童会活動、清掃、給食、健康教育等の視察、保健室訪問などを行いました。また、児童生徒と文化交流を行い、双方の国の良いところを考えたり、一緒にラオスダンスを踊りました。