友川 幸 (理事)
信州大学 教育学部 スポーツ科学教育グループ
准教授
メッセージ
世界の子ども達の健康と安全を守るために、学校保健が持つ可能性は大きいと思います。子どもたちの未来は、その国の未来です。当コンソーシアムに興味を持っていただけた方、ぜひ一緒に小さな一歩を歩みましょう。
主な研究分野
国際学校保健、エコヘルス教育、健康・環境教育のカリキュラム開発、学校保健政策、人材養成など
主な活動経験・調査経験
2000-2004 JICA JOCV (ニジェール、学校保健)
2005-2008 ラオスにおける学校保健関連研究
ラオスの中南部の農村地域における児童のタ
イ肝吸虫感染に関わるフィールド研究
2009-現在 ラオス国立大学教育学部との国際共同研究の
マネージャー(エコヘルス教育研究プロジェクト)
2011 ネパール学校保健プロジェクト(短期専門家)
学校保健政策及び実施ガイドライン改訂
2012-2016 ケニア 健康な地域社会をつくる学童支援プロ
ジェクト (短期専門家)
2015-2016 WHO本部非感染症及び精神保健部局ヘルス
プロモーション(学校保健コンサルタント)
2016 JICA青年研修(モルディブ・体育教育) 研修コーディネーター
パーソナルヒストリー
大学生の時に中国とタイに旅行に行ったことがきっかけで、海外の教育や健康問題に関心を持ちました。大学卒業後、国際協力を専門に学ぶ大学院に進学し、大学院の修士課程在学中に、JICAの青年海外協力隊派遣事業に参加し、西アフリカのニジェールで学校保健活動の普及に携わりました。その後、博士課程在学中に、ラオスで学校保健及びタイ肝吸虫感染に関する研究を行いました。2009年以降は、ラオスでエコヘルス教育の開発・普及のための研究を行っています。また、学校保健政策の策定支援やその実施に関わる要因を解明するための政策研究、学校での保健活動を促進するための教員に対する研修なども行っています。
ウェブサイト&研究者情報
Research map
https://researchmap.jp/sachitjp/
研究室HP
http://env.shinshu-u.ac.jp/~tomokawa/index.htm